よし、やってやる。

大羽 克美 (43)

豊橋ベース 勤続1年目

カーコーティング担当

自動車整備工になった理由

20年以上、
新車整備の仕事をやってます。

ベンツ、ジャガー、フォード、アルファロメオ、フィアット、レンジローバー等々、20年以上ずっと輸入車の新車整備、コーティングの仕事をやってきました。輸入車の場合、海外で組み立てられ長い距離を船で運んできます。その際、船内で動かないように固定しています。波に揺られてクルマが傷つくのを防ぐためです。もちろんできる限りの対策を取ってはいますが、それでも傷はついてしまうのです。傷と言っても誰もがそれと分かるようなものではなく、本当に細かいものが対象です。

一見して分からないような傷をも修復し、汚れを落とし、磨き上げて、新車の状態にするのが自分のやっているコーティングという仕事です。今はインポーター(正規輸入元)のフォルクスワーゲングループの敷地内にあるここ豊橋ベースで、主にフォルクスワーゲン、ベントレーなどの最終コーティングを任されています。

コーティングって

ひとつとして同じものはない。
だから、難しい。
だから、面白い。

20年以上の間、数えきれないほどの台数のコーティングを手がけてきました。しかし、ひとつとして同じ作業はありませんでした。毎回それぞれのクルマの状態、傷の状態を見て、考え、もっとも有効なリペア(復旧)作業を要求されるので、同じ作業になるはずがないのです。とても難しいですし奥が深いんです。だからこそ、面白い。難しいけど面白い。だから自分が長い間この仕事に打ち込んで続けてこられたんだと思います。

仕事への考え方

基本である仕組みを
理解して納得していないと、
応用なんてできません。

基本をとても大事にしています。傷のリペア(復旧)をする場合は特にそうです。傷を分からないようにすればいいのではありません。リペアとは元通りに復旧することです。まず何よりも傷を見て、傷の種類が判断することから始めます。どうやって傷ついたのかの原因とプロセスです。擦れたのか、ぶつけたのか。擦れたのであれば、何に、どれくらいの強さで、どちらの方向から、どれだけ擦れたのか。それらがどういうリペアすべきかを決めるのです。傷つき方を理解できれば、傷が復旧方法を教えてくれるのです。だから傷の種類を知ることが基本になるのです。この仕事をしていてよく「経験が必要だ」と言われます。しかし経験を積まなくてはならない仕事ほど、基本が大事になってきます。基本を知らずに応用はできない。自分がしなくてはならないことが何かを間違えずに選択するためには、自分のすべきことを理解し納得していなくてはなりません。そのためにも「基本」を知る必要があるのです。

コーティングについて

一番難しい色は「赤」。
今でも試行錯誤しています。

コーティングは車体の色によってやり方が変わってきます。メタリック系は元々の艶があるので出しやすいのですが、赤色の艶を出すのはとても難しいと感じています。本当に難しい色です。今でも試行錯誤しています。ただ、自分としては「クルマは艶がすべてだ」と考えているので、妥協はしません。経験を積んでいくとどのレベルで完成とするのかが判ってきます。ただ20年経った今でもクルマを外に出して確認しています。作業は常に建屋の中で行います。傷や曇りを見つけ車体の色を鮮明にするために、強い光を当てています。しかし、クルマは屋内で使うものではありません。実際に使う時と同じ条件、外に出して太陽の光の下でどのように見えるのかを確認しています。コーティングは感覚です。自分で納得できる仕上がりは個々によって違います。限られた時間の中、いかにクオリティの高いコーティングができるのか。早くて巧いひとがプロだと自分は考え、今も常に意識して目指しています。

転職のきっかけ

同じ仕事をやるなら、
とにかくやる!という気持を
持った人達の中でやりたい。

もともとこの場所の別の会社で働いていたのですが、同じ敷地内で作業していたアクセスのスタッフの仕事ぶりは外から見ていてとても気持ちがよかったんです。仕事に対する想いというか、活気というか。とにかくやるぞ!という気持ちを全員が持っている。しかも明るい。そして仕事のクオリティも高い。何よりもお客さんのためを常に考えている。そんなアクセスの仕事に対する向き合い方、スタイルは自分に合っていると思って移りました。いいものを提供していくのは当たり前。でも同じ仕事をやっていくのなら、同じ気持ちを持った仲間たちの中で気持ちよく仕事をしていきたいとずっと考えていたから移りました。アクセスに移った今、本当にやりやすい環境だと感じています。余計な事を考えずに思いっきり仕事に集中できます。確かに忙しいです。でも、不満点を挙げてと言われても考え込んでしまうので、とても満足しているんだと思います。充実してる、といった方が合ってるのかも知れません。

今の夢、目標

50になっても
今と変わらない動きをしたい。
そのためにサーフィンをやってます。

休日は18年続けている釣りに行ってます。海でも川でも湖でも釣れれば行きます。多い時は土日で4回行くこともあります。もうひとつサーフィンもやっています。もう10年くらいになります。最初体力作りのためにウォーキングをやってみたのですが、膝を痛めてしまって。でも何かやろうと思ってやってみたのがきっかけです。そしたら見事にハマりました。今では波があれば土日はほとんど海に出ています。真冬でも海に入ります。サーフィンをやり始めてから、体力が復活してきたと実感しています。この仕事気力も大切ですが、やっぱり体力です。手抜きは絶対にできない仕事ですから、いいものを出すなら、動ける身体が必要です。だから趣味と実益を兼ねて、海に入っています。もう40歳を過ぎましたが、50歳になっても、今と変わらない動きが目標です。そこに妥協はありません。

仲間

やるっきゃないでしょう!
という気持ち。

いいものを提供する、それは基本であり自分にとっては当たり前のことです。そのためには、へこたれない強い気持ち。休まない。仕事でダウンしない強い身体が必要だと思います。ベストのコンディションで目の前の仕事をひたすらベストを目指してやっていく。しかし仕事とは決して自分ひとりでやっているわけではありません。ですから周りの仲間と楽しくやることはとても大切だと考えています。自分は明るい人が好きです。いつも笑っている人が好きです。でも仕事になると妥協をしない。そんな強い芯を持った人が好きです。仲間になるのに歳は関係ないと思っています。

自分がそうであったように、アクセスは「やっていこう!やってやる!」という強い思いのある人なら最高の環境だと思います。技術も経験もなくてかまいません。基本から自分たちがしっかり身に付くまで教えます。心配は要りません。やってやるという思いひとつで来てください。歓迎します。

大羽 克美 (41)

豊橋ベース 勤続4年目

豊橋ベース 勤続1年目 カーコーティング担当担当

1973年生まれ。
ストイックな男。仕事中は大変厳しい表情で、鋭い眼光を一瞬も緩めない。だが、いったん休憩に入ると別人のように柔らかな優しい目に変わり、とても人懐っこい印象。20年以上の経験から出る言葉はまさにベテラン。職人と言っても過言ではない。趣味と言った釣りもサーフィンもまじめにやっているようだ。2014年の冬にスタッフに誘われスノボーに初挑戦。感想は「サーフィンと似ているが全然違う!もうやらない!」。

年収:450万円以上(2014年実績)各種手当て込み

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